2015年6月乳がんだとわかりました。
再婚してから乳がんと分かるまで、VS夫、VS姑・・・・ととにかく、いろんなものと戦い、生きていく気力がなかった私。
手術をせず、死ぬつもりでしたが、実母より「自分より先に死んでほしくない」言われ、しかたなく手術を受けた状態でした。
術後も、1週間モヤモヤしていましたね。
そんな時、何気なくルー大柴さんが対談していた病院誌を手にしました。
いまではこそ「MOTTAINAI」は広がっていますが、当時はそれほど物を大切にする意識は薄く、そのことについて、ルー大柴さんが「もったいないでしょ?」とおっしゃっていたのです。
当時、50歳を過ぎていた私。
死んでもいいと思うようないろんなことがありましたが、50年をゼロにするのは、もったいないと感じたのです。
80歳まで生きればもうけもの。
その年齢まで、あと30年。
生きてきた年月より、短い。
だったら、30年生きようと思ったのです。